個人的な、感覚論のお話です。
例えば写真や絵画には、色があって、温度があって。
それと同じように、音楽にも、情景があって、音があって。
音楽から情景が浮かぶように、写真や絵画を見ると音が聞こえる事があって、それはその人の感じたもので、所謂表現力や感性だと、個人的には思っています。
そんな作品の音について、ふと、この写真を撮った時、ぼんやりと思い出した数年前のこと。
一度だけ、写真と絵から同じ音が聞こえた事があって、その展示を拝見した足で登りに行った山で、あぁ、あれは共鳴でもあったんだろうなぁとぼんやり思った夏。
それが素敵だと思って、それが感性なのだと思ったのを今でも覚えています。
そんな事を思ったあの夏から、早数年。
ただそこから、音の聞こえる世界に出会えたかと言われると、写真家さんの過去の写真を除いて、出会えていませんが。
私の写真も大分色や撮り方が変わり、私らしさが欠落したなぁと思わないでもないですが、ふと、それで良いのかなと思った時点で、それは矛盾なんだろうなとぼんやり。
不協和音ならまだしも、音さえ生まれないそれなのだろうなと。
そう思ったら少し、耳を塞ぎたくなった。
最近は、作品以外の所での雑音も酷いから。
熱のある頭では中々、ぼんやりから抜け出せませんが、また音が聴きたいなと思った。
繊細なあの音は、とても綺麗だから。
ぽつんと、そんな事を思った夜。
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